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2010.02.23

雪解けの朝 ~動物愛護センターへ行ってきました。


ここ2週間ほど、暇さえあれば本を読んでいました。

フランク・マコートの『アンジェラの灰』を読み、
『モリー先生との火曜日』を読み、
エーリッヒ・フロムの哲学の一節を読み、
須賀敦子さんのエッセイを読み、犬図鑑を開き、
先日亡くなったサリンジャーの短篇をふたたび読み・・・

通勤中、帰りの電車は没頭しすぎて二度乗り過ごし、
昼休みはさっさと食事を済ませてその後はひたすら読み、
夜は料理の合間に壁に寄りかかって読み、お風呂でも寝る前にも。
ひとり暮らしの時みたいでちょっと懐かしい。

本を開くとハニョ&シャビは、
足元や膝の上、お腹や首のあたりにくっついてウトウトします。

あの手この手で読書を阻止されたことも懐かしい・・・

生後8ヶ月(やはりデカイ) 小賢しさより、まだ直球勝負だった頃。
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次はケリー・リンクの『スペシャリストの帽子』か、
アーヴィングの『第四の手』か、ピンチョンも読みたいし、
ポール・オースターも久しぶりに読み直したい、と思ったところでタイムアウト。
またしばらくは、没頭するのはおあずけになりそうだけど、
それでも合間に少しずつ読もう。



書こうと思いながら、すでに3日。気が重い。
写真を確認しながら、胃の奥が痛くなるような気持ち。

反面、書かないわけにいかない、知ってもらいたいからという気持ちがある。



先週の雪の積もった朝、動物愛護相談センターへ行って来ました。


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先月は多摩のセンターで
今回は「本所」と呼ばれる世田谷のセンターへ行きました。


センターの案内図。
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雪が解け始めた午前中。 

寒い犬舎の中に、今日もたくさんのワンコがいました。



わたし達の姿を見て、訴えるように吠える子。

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迷子で保護された、毛が伸び放題のシュナウザー。
怖いのか、ここにいることが理解できないのが、
ただじっと震えていました。

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飼い主放棄のシェルティー。4歳だそうです。
穏やかでどこを触っても平気。とても温和な子でした。
飼い主がセンターに持ち込んだ理由は、「引越し先は犬が飼えない物件だから」

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4歳まで一緒に過ごして、ペット可の物件に引越すという選択肢はないのでしょうか。


迷子のプードル。スタンダードにしては小さいです。
ガタガタ震えていました。
収容された時からずっと震えが止まらないそうです。

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飼い主持ち込みのビーグル。まだ1歳と若く、元気です。
わたし達の姿を見つけると、「出して!」とばかりに激しく吠えていました。

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「鳴き声がうるさい」と言って連れてくる人も少なくないそうです。

次は鳴かない犬を飼うの?

処分依頼でペットを持ち込んだ人は、せめて二度と飼わないでほしい。
ふたたび飼うことを認めない規律が必要だと感じずにはいられません。



黒いラブラドールもいました。
ガラス窓の向こうから大きな身体を揺らし、一生懸命尻尾を振っていました。
でも動けない。
足が悪くて後ろ足がまったく動かず、歩くことができません。

年齢はおそらく10歳を超えており、公園に捨てられていたと・・・
足が動かなくなったから捨てられたのでしょう、という職員さんのお話に
手元が震えました。

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10歳を超え、動けなくなったと公園に置き去りにされる・・・

身体が動かないから、きょろきょろと首だけを回して
いったい誰を探しているの? 
足が痛くて座れもしない中、飼い主を待っている・・・
誰にも届かないのに、「どうして」と思わず声が漏れる。



小型犬舎は迷子のワンコと、飼い主持ち込みのワンコでいっぱいでした。


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お父さん、お母さん、子供2頭と、4頭一緒に放棄されたファミリー。

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お母さんのパピヨン。
耳や口元に触れてもじっとしていました。とても綺麗な顔立ち。

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この子はお父さん。
どこが顔なのかもわからないくらい毛が伸び、汚れています。

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飼い主からの処分依頼のワンコは、収容情報には載りません。

迷子と違って飼い主が「不要」として持ち込んでいるから
誰も探していない子を、載せる必要がないのです・・


経済的理由によって持ち込まれたそうですが、
明らかに手入れがされておらず、爪も伸び、お散歩もしていたのかわかりません。


ケージから出してもらうと、お父さんはすぐにお母さんの元へ・・・

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その二頭の子供たち兄弟。

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どちらもオドオドと怖がり、体を固くしています。


子供もやっぱり、ケージから出ると兄弟の片割れの元へ行きます。
クンクンと匂いを嗅ぎあって鳴き、何か伝え合っているような姿が悲しい。

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保護されたワンコや、飼い主が持ち込んだワンコたちは汚れ、
毛も伸びきっていることが多いです。

動物病院に行く前にシャンプー等を行うのですが
保護犬のような汚れは、一般のトリミングでは断られることも多いため、
ボランティアの方たちも活躍しているそうです。


放棄ファミリーを引き出し、そのまま動物病院へ向かいました。


センターを出たワンコたちはまず、動物病院で健康状態を診てもらいます。
検便や血液検査も行い、感染症などにかかってないかも調べ、
ワクチンの接種をし、不妊手術や去勢手術がされていない子は手術も行います。



動物病院に着いて、他のスタッフと一緒に近隣をお散歩。
雪は完全に溶け、陽は眩しい・・・

さっきまで居たセンターはあんなにも寒かったのに。

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そこから数日後- 3日前の土曜日。

放棄犬の兄弟2頭が、預かる人との対面です。

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ここで兄弟が離れ離れになってしまうのが可哀想で、
預かり同士はいろいろと話したり。


ハニョ&シャビとmasaも、兄弟の一頭とご挨拶。


「おまえ、ウチに来るの?」
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さぁ。


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一緒に家へ帰ろう。



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